第88回全国花火競技大会

いよいよ大曲の花火大会当日。今年で王子は7回目、私とアルバートは6回目、ウィリアムは4回目の鑑賞だ。8時前に目が覚めると雨はすっかり上がっていた。何時から始まったのかわからないけど、一定間隔で花火がポーンとあがる音がして、何度も起こされてしまったけど、なんとか仮眠を取ることができてよかった。子供達も少し前に目が覚めていたようで、後部座席で持ってきたおもちゃで楽しそうに遊んでいる。でもだんだん日差しが強くなってきて、もうこの中で寝るのは限界だ。お父さんは?と聞くとまだそこ(カーゴルーム)で寝ているというので声をかけてみたけど返事がない。いつの間にかいなくなっていたようだ。しばらくして戻ってきて、例年訪れているY一家とその後輩家族のO家族の車の場所を確認したようで、挨拶してきたとのこと。一緒に朝食を食べることになったので、顔を洗って着替えて合流した。

Y夫妻の愛娘のSちゃんはすっかりおしゃべりが上手になっていて、久しぶりにお会いするO夫妻のところにもお嬢ちゃんが誕生していてもう2歳になるんだって。ちっちゃな女の子達と並ぶとアルバートとウィリアムが巨大に見える^^;一通り挨拶が済んでから、Tくんが持ってきてくれたタープを、係りの人の許可を取ってから、並んで止まっているY車とO車の前に収まるように低めに張らせてもらい、テーブルやデッキチェアを出して朝食タイム。男性陣はもうビールで乾杯していた^^;実は花火よりこれがしたくて遥々来ているんじゃないかと思う。


その後例年通り、ダラダラ飲み食いしながらおしゃべり。暑いけどタープのおかげでだいぶマシだし、ときおり吹く風が気持ちいい〜。11時半から桟敷席を売り出すとのことだったので、王子とTくんが並んでくれて3マス確保してくれた。例年よりも時間が過ぎるのが早く感じられて、気付いたらもうお昼の時間に。あまりお腹すいてないけどみんなで歩いて近くのコンビニへ。警備のおじさんにトンボを捕まえてもらって嬉しそうなウィリアム。虫の大嫌いなアルバートを驚かせて喜んでいた(笑)

お昼の後は大人たちが睡魔に襲われ始め、あまり寝ていない王子が座ったまま眠り始めたので車でちゃんと寝るように誘導した。例年花火の時間になると寝てしまい、なんのために来たのかわからなくなるので、今年はちゃんと観てもらいたいしね!そのうちO一家とTくんも車の中で仮眠タイムに入り、残ったYちゃんと私と子供達。Yちゃんが娘ちゃんのSちゃんと遊ぶのにアル&ウィルも混ぜてもらって、いつの間にかSちゃんが遊び終わったおもちゃで二人で遊び続けたりして、あなたたち、いったい何歳?^^;そんな様子を見守りながら、私もちょっとだけ座ったままうつらうつら…。そのうちSちゃんもお昼寝タイムに入るというし、タープを張った場所が太陽の移動とともに陽が中まで入り込んで暑くなってきたので、私も車に戻ることにした。車の方は午後は日陰になっていたので王子も快適そうに眠っていた。タープの中に貴重品が残されているかもしれないので、アル&ウィルに留守番をお願いして、私は後部座席で持参した「宇宙兄弟」を読んで過ごした。でも結局Sちゃんはお昼寝しなかったそうで、タープの中にすぐに戻ってきたとのことで、私も戻ることにした。


そうこうしているうちに昼花火の時間が近づいてきたので、タープをたたんで荷物を整理して、桟敷席の方に飲み物、食べ物、防寒具、敷物などを移動して備えた。
ちゃんと寝たおかげで今年は昼花火もちゃんと全員で観ることができた!桟敷席からの見晴らしが最高で、こりゃー夜も楽しみ!


夕飯を調達してからさぁいよいよ打ち上げです!体に響くドーン!という音が体に心地よくて、久しぶりの花火鑑賞だけど、やっぱりたまらないねー><鮮やかな色や初めて観る形もあって、今年もかなり見ごたえがあった!ちびっこ二人は途中で眠ってしまったけど、大人とアル&ウィルは最初から最後まで全部堪能することができた。寝転がってみると上から降ってくるみたいで感動〜><素晴らしい大会だった!



桟敷席から撤収し、一晩このまま仮眠を取るY家とO家とはお別れして、我が家は帰る準備にとりかかった。大判ウェットティッシュで汗を拭き、子供達はパジャマに着替えさせた。女子専用のトイレは長蛇の列だったので、ここでかなり時間を取られてしまったけど、22時半には出発できた。
最初はノロノロしか進まなかったけど、流れ出した頃には私は既に寝ていたようで、気付いたら王子が知らない田舎道をかっ飛ばしていた。大曲ICは混んでいたので迂回して横手ICから高速に乗ったようだ。1時頃に前沢サービスエリアで最初の休憩。給油して、トイレで歯磨きをしてから再出発。次の休憩場所の安達太良でドライバーチェンジ。王子は帰りも一人で頑張っちゃうんじゃないかと思っていたけど、さすがに眠かったようで、無理しないでくれてよかった。

羽生までは私が運転。あまり車が走っていないのでこれは眠くなるね^^;好きな音楽をかけて、眠気覚ましのコーヒーやすっぱいグミを食べながら凌いだ。王子は眠れたようで、羽生から家まではまた頑張ってくれた。