11月5日の早朝、父方の祖母、Kおばあちゃんが97歳の天寿を全うして亡くなった。私が幼稚園のときからイギリスに行くまでの間と、中3で帰国してからお嫁に行くまでの間ずっと一緒に暮らしていたおばあちゃん。小さいときはよく遊園地に連れて行ってくれたり、忙しい母に代わって高校から大学まで私たち4人の孫のお弁当を作ってくれた。若くして夫を亡くし、女手ひとつで子供4人を育てたパワーの持ち主だったけど、孫にはいつも優しいおばあちゃんだった。ここ10年ぐらいは認知症になってしまって私たちの顔を見てもだれだかわからず、でも会いに行くとニコニコと出迎えてくれた。特に曾孫たちの顔を見ると本当に嬉しそうだった。私の父を含む2人の息子と1人の娘に先立たれてしまったけど、一番下の息子であるMおじちゃんがおばあちゃんの最期を見送ることができたことが本当によかった。Mおじちゃんにはみんなの分もずっとずっと元気で幸せに長生きしていただきたいな。
お葬式は家族だけの一日葬となったので、私も王子も忌引きをもらって、アルバートとウィリアムを送り出してから、車で30分ぐらいの葬儀場へ。綺麗にお化粧してもらったおばあちゃんの首や手や足をタオルで拭いてから棺に納め、父やジョーの法要をいつも行ってくれる実家近くのお寺の住職に来ていただいて葬儀を執り行っていただいた。この方は父の故郷である北海道で父と同級生だった方の弟さんであることが父の13回忌のときに判明し、あちらも特別な思いをもってくださっているようで、今回は遠路はるばる来てくださっただけでなく、小学校の卒業アルバムのようなものをご持参くださり、なんとその中の卒業生の名前のところに祖母と父と叔父と叔母の名前が記されていた!おばあちゃんの死をきっかけにご住職も故郷に思いを馳せてくださってアルバムを取り出して探してくださったとのこと。なんとも不思議な巡り合わせだなー。
初七日までお経をあげていただき、みんなでおばあちゃんの棺の中をお花でいっぱいにして最後のお別れ。おばあちゃんのおかげで今の私たちの暮らしがある。本当にありがとうございました。
おばあちゃんの骨は97歳とは思えない立派なものだったようで、老人なのに骨壷がいっぱいになった。火葬場の骨を集めてくださった方がひとつも残さないぞ、という意気込みで何度も丁寧にブラシで集めて納めてくれた。15時半頃、すべて終わって解散。おばあちゃんのおかげで久しぶりに叔父叔母や従兄弟たちに会えてお話できてよかった。
その足でiPhone 7を求めて大型電気屋さんへ。ローズゴールドの最大容量をゲットできて、カバーや保護フィルムやiRingなども買えて満足満足。
そのまま王子に送ってもらってY小の体育館に行き、18時半頃から練習終わりまで、5年ママのYさんと、女子で唯一の5年のSちゃんママと、今後に向けて話し合いというか情報交換。女子は来年6年生が一人なので、どうしても下の学年から役員を出してもらわなくてはならないので大変だ。キャプテンの親が代表をやるということで覚悟を決めたはずの私の決心もまたちょっと揺らいだりしてどうなることやら。まだちょっと時間があるのでもうしばらく悩ませていただこう。