ママ友

今日は仕事をお休みして、川崎市の保健福祉センターの両親学級で知り合ったママ友達のお宅に遊びに行った。この両親学級は4回に渡り、妊娠中や出産後の生活、新生児の沐浴方法、妊婦体操等を指導してくれるものなのだが、私の最大の目的は友達を作ることだった。結婚してすぐにこの地域に移り住んで、当時既に5年経っていたが、自宅から駅の往復ばかりで、家の周りになにがあるのかも知らず、もちろん友達などいなかった。しかし出産してからは1年ぐらいずっとこの地域に缶詰になるわけで、ダンナが仕事に行ってしまってからは子供と二人で寂しく家の中に閉じこもっているなんて嫌だ!友達作るぞ!!と意気込んでの参加だった。でも小心者の私、なかなか声をかけられずに最後の回を迎えてしまったのだが、それまでの3回はテーブルごとに座って話を聞くので、毎回同じメンバーだったのが、最後の回は妊婦体操だったので、テーブルは取り除かれ、マットの上に自由に座る形になっていた。今までのメンバーはどこ??と探しても、見つけられず、その回が終わってしまった。声をかける最後のチャンスを逃し、とほほ、と落ち込んで帰ろうとしていたら、
教室を出たところで同じテーブルのメンバーがなにやら名前や住所などの交換をしているではないか!!どさくさにまぎれて無理やり私も仲間に入れてもらった。今思い返しても、ちょっと強引だったかしら…と思いつつ、でもあそこで勇気を出した自分を褒めてあげたい。だってそのおかげで今はとっても大切なママ友達を得ることができたのだから。
2002年12月末〜2003年2月末までに全員出産し、里帰りなどをしていたメンバーも帰ってきて、5月に初めてみんなで半年ぶりに顔を合わせ、以来、ずっと親しくおつきあいさせてもらっている。特に子供が生まれた直後なんかは慣れないことばかりで、些細なことがとても気になって心配になったものだが、メールなどで相談すると、みんな同じようなことで悩んでいることがわかり、自分だけじゃないんだととても心強かった。ここに住むことを決めた最大の理由は、ダンナも私も職場まで電車で1本で行けて、通勤時間も1時間弱ということだったが、今はこの地域がとても好きになっている。息子もいい保育園に通うことができているし、そこでもたくさんのお父さん、お母さんと知り合うことができた。子供を持つと、DINKS時代ほど時間やお金を自由に使うことはできないが得るものもとっても多いと感じている。
今日の集まりも、とっても楽しく有意義な時間だった。最近つわりが落ち着いてきてそろそろまったくなくなるかもと思っていた矢先、久しぶりに朝ごはんをもどしてしまった。まだつわりは終わっていなかったのかと落ち込んでいたのだが、みんなと楽しくおしゃべりできて、かなりの気分転換になった。ありがたい。