抜糸

miwa3852006-10-27

今日はいよいよ抜糸の日。早めに家を出たところ、道も空いていたので予約時間よりも早く到着した。受付を済ませて待合室で待っている間、なんだか急に緊張してドキドキしてきた。抜糸って痛いかな…、何か問題があったらどうしよう…。時間つぶしに読んでいた本も内容がまったく頭に入らない。いざ呼ばれてまずは診察台に横になった。ベルトをはずしたりしている間、2週間かかると言われていた細胞診の結果がすでに出ていて、腫瘍は良性だったと医者から告げられた。あ〜よかった〜。これで一安心だ。その後医者は手術の翌日に一度だけ消毒して以来ずっと貼りっぱなしではしっこははがれかけていて汚らしくなった絆創膏(のようなもの)をぺりぺりっとはがし、取りきれなかったゴミを取ったようだ。そしていよいよ抜糸。傷痕3箇所のうち、右下の傷の糸をひっぱっても取れないようでハサミで糸を切ったようだ。糸がひっぱられて傷痕もついでにひっぱられ、結構痛くて我慢したけど最後の方で「い…いたい」と口に出してしまった。う〜これをあと2箇所もやるのか…と思っていたら「はい、終了です。」とのこと。あれ?あとの2つは??どうやらさっきゴミを取っていたと思ったのは、実は糸をとっていたようだ。右下の傷痕だけちょっとてこずってハサミが登場したらしい。溶ける糸で縫ってあったので、外から見えている糸だけ取り除いたそうだ。そして傷跡を消毒してもらって終了。一応内診しましょうということで部屋を移動して診察台にあがった。超音波の映像を見せてくれて、左右の卵巣の大きさが同じぐらいになっていることを確認した。あとは半年後に検査してみて、大きくなっていないようだったらその後は年に1度検査すればいいらしい。もう通院の必要もなく、本日で終了。会計の前に、入院給付金を受け取るために必要な保険会社宛の診断書と、職場に提出する分の診断書を申し込んだところ、後者は3千円だったのに、保険会社の分はなんと7千円!!!王子に、「高くて5千円だろう」と言われていて、それでも馬鹿高いと思っていたのにさらにその上を行く金額だった。目ん玉が飛び出ちゃうかと思ったよ。それに引き換え、本日の治療費はなんとたったの210円。う〜なんだかな〜。
家に帰ってからじっくり傷跡を観察した。手術後、ずっと覆い隠されていたので初めて見る。うーん、なんか汚い…。おへその下の傷跡は、おへそのすぐ下に1.5cmぐらい。既に2回の妊娠によってもともとのおへその形からは変わってしまっていたけど、なんかさらにひどい形になってしまった。それから左下の傷はもっとひどくて、2cmぐらいの傷跡がぽっこりと盛り上がっていて、その下のあたりがえぐられているように見える。怖い〜。右下の傷は1cmぐらいで、これが一番まし。まぁきっと年月が経つにつれ、もう少し綺麗になっていくのでしょう…と信じてあまり気にしないことにした。どうせもともとビキニなんて着れる体型ではないし(笑)。そんなことよりも、命に係わることにならなかったことの方が大切ね。
写真は先日王子の実家に行ったときのアルバート。おじいちゃんの書斎でハサミで紙をひたすら切っていた。すごい集中している。本文とは関係ないけど、ハサミつながりで…(笑)