紛らわしいじゃないか

miwa3852007-07-30

し…死んでる。残された1匹の金魚の生存を朝一番で確認したところ、人口水草にくっついた状態でじーっとかたまっている。「死んでる…」と王子が言うので「寝ているだけじゃない??」と言ってみるが「エラが動いてないから死んでるよ」と言う。?????なぜ?????何がいけなかったの??死んだら浮くんじゃないの??確かに水は濁っているけど昨日はあんなに元気に泳いでいたじゃない。またしても早すぎる死を受け止められない。アルバートはというと、朝ごはんを食べるために食卓についたとたん「あ、死んでる」と言う。やっぱり死んでるの??朝の支度(自分の着替えや化粧。決して子供達の世話ではない…)に追われどんな表情をしているか見えないが、ショックを受けているのだろうか。名前もつける前に死んじゃったな…なんて悲しい思いで支度を進めていると「あれ?動いた!」とアルバートの声が聞こえてきた。王子も「あれ?ほんとだ。ベス〜!生きてる!」と叫んで教えてくれた。きゃーやった〜!!!やっぱりまだ死んでなかったのね。寝ているだけだったのか?でもどっからどうみても死んでいるかのようだったよ。金魚飼育ど素人なので寝ているのと死んでいる区別もつかないわ。やれやれ。
金魚が生き返った(わけじゃないけど…)のでアルバートも嬉しいらしく、饒舌になり朝ごはんが進まない。「お母さんさー、やっぱりお母さんが名前考えてよ。アルバートはね、かわいいのをいっぱい思いついちゃって、迷っちゃうんだもん」と言っている。実際問題ひとつも思いついていないだけなのではないかと思うが、「そう?じゃあお母さんじっくり考えるね」と答えた。花子(うさぎの置物)、イワン(犬のぬいぐるみ)に続き、どんな名前を考えてくれるか楽しみだったんだけどな。でも実は密かに名前は自分でつけたいとも思っていたので嬉しかったりもする。
子供達を保育園に送っていった帰りの車の中で王子にちょっとわくわくしながら「『きょん』なんてどう?それとも『ちゅん』?」と思いついた名前を言ってみるが非常にうっす〜い反応だ。ふと思いついて私の中でのとっておきの名前を出してみた。「ねーねー『調(しらべ)ちゃん』にしよう!」というと「すぐに死んじゃうよ」だって。確かにそうかもしれない。それなら「調ちゃん1世」「調ちゃん2世」と、代替わりしていけばいいではないか。2匹同時に飼うなら「鼓(つづみ)ちゃん」もいいかもしれない。またわくわくしてきた♪調ちゃんの尾ひれが痛んで切れているようだったのでネットで見つけた唐辛子療法を試すのと、水を換えるのを王子にお願いして、後ろ髪をひかれつつ出勤。
今日は同僚とのお食事会があったので22時半頃帰宅して早速確認。水槽の下の方でパクパクしている。生きているようだが白点病と尾腐れを起こしている。死んではいないけど元気はない。あぁ痛ましい。日中、王子が水を3リットルほど取り換えてくれて、お茶パックに入れた唐辛子を入れたときは狂ったように泳ぎまくったそうだ。狂い泳ぐ調べちゃん、見てみたかったな。そんなことより金魚を飼うのがこんなに難しいとは知らなんだ。頭の中は金魚でいっぱい。
写真は我が家にやってきたばかりの元気だったころの調ちゃん(上、赤と白)と今は亡き金魚ちゃん(下、赤色)。ガラスボールの下にはにらみをきかせる猫の顔のマット。思えば最初にこんな恐ろしい場所に置かれたことが弱体を招いたのかもしれない…。