第81回全国花火競技大会

miwa3852007-08-25

というわけであまり眠れないまま朝を迎えてしまった…。明るくなってから時々目を開けると、王子が車の上にかかるようにタープを張ろうと悪戦苦闘している。あれ〜ここにタープ張っちゃいけないんじゃなかったのかなぁと思いつつ再び眠ろうとがんばる(後で聞いたら、車からはみださなければ張ってもいいとの許可が出たらしい。)耐え切れずにトイレに起きて戻ってくると王子は明け方コンビニで子供達の朝食を調達してくれていた。ウィリアムが起きてしまったので王子に託し、もうしばらく寝ようと試みるが私も興奮しているのかやはり眠れない。起きて顔を洗い私もコンビニまで散歩し、自分の朝食を調達してきた。戻ってみるとウィリアムがご機嫌でデッキチェアに座って遊んでいる。アルバートも目が覚めると熱も下がり、こちらもかなりご機嫌。非日常が嬉しいみたいだ。他の方々も起きてきたのでタープを張る作業を手伝ってもらってからみんなで朝ごはん。なんとみんなは朝から既にビールを空けている。昨夜の涼しさとはうって変わって既にジリジリと暑さが増してきている。日焼け止めをたっぷり塗って帽子をかぶりなるべく日陰で過ごすように心がけた。
しばらくのんびりした後、病み上がりのアルバートと寝不足の私だけ留守番させてもらい、残るみんなで街まで食料の調達に繰り出してくれた。車中泊慣れしているYちゃんお手製のカー・カーテンを貸してもらったので昼なのに車内は薄暗く、暑さも和らいでいる。車の上に張ってもらったタープの効果も大きい。リアゲートを開けた状態で車内でしばらくアルバートと一緒にうつらうつらするが、暑いのか具合が悪いのか、アルバートがしょっちゅう起きて暴れる(足をばたつかせる)のでおちおち寝ていられない。団扇で扇いであげながらみんなの帰りを待つ。
戻ってくるとウィリアムはTくんに手をひかれていた。あれ?王子は??聞くところによると昨夜一睡もしなかった王子は歩きながら寝ていたようで荷物運びとして行ったはずなのに何の役にも立てず、むしろみんなでウィリアムの面倒をみてくれたようだ。ウィリアムを肩車したまま見ず知らずのグループの陣地でたたずんだり、道のはじを歩きすぎて足を踏み外しそうになったり、数々の奇行を繰り返しながらなんとか戻ってきたそうだ。これはひょっとして…
遅めのお昼をみんなで食べて、シャボン玉をしながら時間をつぶし、昼花火が始まる17時を迎えた。昼花火は煙に色がついていて、明るい空にもはっきりと見える。本物の花火には到底かなわないけど、余興としてはなかなか楽しめる。花火の音にびくっとしながらも子供達も楽しそう。18時50分の打ち上げまでは体を拭いて着替えて寝る体制を整えた。その頃王子は既にデッキチェアの上で爆睡モード。これはきっと花火が始まっても起きないだろうなと思っていたら案の定そうなった。子供達と私はちょっと寒くなってきたのと、そのまま眠れるように、リアゲートを開けたままの状態のカーゴルームから鑑賞することにした。子供達におにぎりを食べさせてから車の中でねそべって花火を見上げた。大きな花火が次から次へと打ちあがる様は圧巻。やっぱり大曲の花火は迫力満点ですごいな〜。楽しみつつ、せっかく観に来たのに寝こけている王子に腹も立ちつつ。後半に入り子供達も寝てしまったので、リアゲートを閉めて私も皆さんと一緒に外のデッキチェアで鑑賞。最後の方でアルバートが起きてトイレに行きたがったので連れて行っている間に一番の目玉の大会提供花火が始まってしまっていた。急いで戻るとなんと王子も起きて鑑賞している。Tくんが起こしてくれたのだろうか。私やアルバートがいくら起こしても起きなかったくせに。
花火の後は飲み会。飲めない私はもっぱら食べる専門。アルバートも眠れずにそのまましばらく大人に混ぜてもらっていたけど、このままではずっと起きていそうだったので、ちゃんと寝かしつけることにした。車内でしばし格闘し、やっとアルバートが寝たと思ったら今度はウィリアムが起きてしまい、またしばらくすったもんだ。なんとか寝かしつけて再び大人の世界に戻り、楽しい会話に加わった。24時前にお開きになり、片付けをしてそれぞれの車へ。王子は外で寝るといったけど、寒いだろうし、心配だし、一緒に車内で寝るように説得。が、しかし、カーゴルームで4人寝るのは無理があった。子供達を挟んで両端に寝るのだが、仰向けにもなれないし、寝返りも打てない状態。時間的には5時間ぐらいは眠れる計算だったけど、こんな体制で熟睡できるわけもなく…。
写真は今朝の車内。一晩目はまだYちゃんのカーテンをお借りしていなかったので朝には結構明るい。3人だと余裕だけど、ここに王子が加わると…