仏のようなお方

結婚式に行く途中でのこと。間違って入り込んでしまったレストラン(?)の駐車場から脱出しようとハンドルを切りながら車をバックさせたとき、王子が「あ!危ない!」と叫んだときには時既に遅し。駐車してあったB○Wのフロントバンパーにぶつけてしまった。もう顔面蒼白、心臓はドックンドックン、私の人生終わりだ〜と思ったのに、お店の方に呼んでいただいて出てきていただいた車の持ち主は短パンにアロハシャツという軽装で、平謝りで事情を説明すると「なるべくお金のかからない方法で直しますよ。保険を使うと等級が下がっちゃうから使わないほうがいいですよね。○円〜○円ぐらいですませますね。」とおっしゃり、こちらの連絡先をお渡しすると「どうぞあまり気になさらないでくださいね。」と仏様のようなお言葉を残して立ち去られた。なんてなんていい人なの〜〜??こちらの不注意でせっかく連休をお楽しみのところに水を差してしまったにもかかわらず、こんなに配慮してくださるなんて、天使のようなお方だ。ぶつけたことでまいってしまっている私の気持ちを100倍も軽くしてくださった。不幸中の幸いとはこのことだ。この方の優しさに応えるためにも、今後ともいっそう気を引き締めて運転せねば。