ナウマンゾウとカブトムシ

miwa3852007-10-08

目が覚めると雨が降っていた。まぁ予報通りだから仕方ない。7時に起床して7時半に朝食。一泊なので荷造りもすぐに終わり、9時前にはチェックアウト。まずは野尻湖ナウマンゾウ博物館へ。野尻湖には何度も来ているけどここを訪れるのは初めて。ナウマンゾウ銅像に出迎えられ、入場料を払って中へ。1階と2階の展示室には野尻湖で発掘されたナウマンゾウやオオツノジカの骨や模型があったり、40年に亘る野尻湖発掘の歴史がパネルになっていたり、野尻湖人が使っていた道具などが並べられていた。VTRで流れていた発掘の様子はとても興味深かった。ナウマンゾウもさることながら、オオツノジカの巨大さにはびっくり。とはいえ、そこは小さな博物館、1時間ぐらいで観終わり、昨日訪れた野尻湖半の売店でおみやげを購入し、野尻湖を後にした。
昼食は佐久のSAで取ることにした。夏休みはカブトムシなどの昆虫を間近で見られる「カブトムシドーム」が開館しているが、さすがにシーズンオフなのでやっていないかな?とりあえずレストラン「ラ・ズッカ」でバイキングランチをいただいた。レストランはガラガラだったのに、たくさん料理が並んでいてなんだかもったいない気がした。味はまぁ美味しいものもあれば、いまいちなものもあり…。でもお腹いっぱいになって満足。その後昆虫館体験学習館をのぞいたところ、大人200円、子供100円の入場料がかかったけど、生きたヘラクレスオオカブトが触れるということで入ってみることにした。かわいい建物でいろいろな工夫がしてあって入口から大興奮のアルバート。いろいろな昆虫の標本も模型も本物も、とにかくエキサイトしながら観ていた(笑)。そして約束どおり木の枝にとまった状態のヘラクレスオオカブトエレファスゾウカブト、ニジイロクワガタを手にとって観察させてもらった。アルバートはもちろんのこと、大人の私達も結構興奮してしまった。思いがけず楽しい経験をすることができて大満足のまま帰路へ。
帰りはところどころ渋滞していてちょっとイライラ。練馬まで行かずに所沢で降りたのだが、そこからが大変。詳細は割愛させていただくが、王子と私の大喧嘩勃発。ヒステリックに叫ぶ母親の姿にすっかり怯え、後部座席で静まり返る子供達。せっかくの記念旅行に最後の最後でケチがついた。今もまだ怒り覚めやらず、残念で仕方ないが、これもまた思い出となるのだろう。すっかり暗い雰囲気のままガソリンスタンドに寄ってから17時半頃帰宅。とはいえ、いつまでもひきずっているのは私だけで子供達も王子も何事もなかったかのように喧嘩のことには触れずに過ごしている。お風呂、夕飯を済ませ、いつもは私がやる子供達の歯磨きは王子がやってくれ、洗濯物を干したり子供達を寝かしつけるのも一人でやってくれた。その間「部長島耕作」を読む私。たまにはこんなことがあってもいいだろう(ほんとか?)。
写真はヘラクレスオオカブトがとまる木の枝をもたせてもらうアルバートヘラクレスオオカブトは、え?これ本物??と見間違うくらいおもちゃみたい。光沢があり、触るとツルツル。おもちゃ屋で売っているヘラクレスオオカブトって本物そっくりに作ってあるのね〜。