まだまだ生まれなさそうなので、思い切って夜外出した。大学の先輩夫妻のお宅にダンナがお邪魔することになっていて、私は無理だと思っていたけど実家からそんなに遠くないし、ダンナも一緒なら何かあっても大丈夫かな、と決心し、同行させてもらうことにした。ダンナは別の用事があったので、目的地の最寄り駅で待ち合わせすることになり、私は息子を連れて電車で向かった。駅までは母に車で送ってもらって息子も私も久しぶりに電車に乗った。息子は相当嬉しいらしく、「きいろいでんしゃのしぇいぶしぇん！」と連呼しながら、目をまん丸にして電車からの風景を楽しんでいた。先輩のお宅ではたくさんの大人に囲まれてちょっとおびえていたけど、抱っこしてもらったり、遊んでもらったり、かわいがってもらえたので、連れて行ってよかった。私も久しぶりに楽しくおしゃべりできた。社会人であり、妻であり、母であるため、私はいろんな世界に首をつっこんでいるわけだが、どの世界もとても楽しい。家族が増え、おつきあいが広がり、忙しい毎日ではあるけど、ずっとこんな感じで人生を送れたら幸せだなー。
