英国旅行最終日~帰国の途~

いよいよ帰国の日。早起きして朝食は一番早い7時にいただいた。レストランスタッフのフィリピン人の若者が毎朝明るい笑顔で迎えてくれてとても気持ちがよかったな~。最後なのでEnglish Breakfastにした。ウィリアムは滞在中にハニーデュウメロンが気に入ったようで、本日もビュッフェからたくさん運んできた。

 
昨夜のうちに王子が頑張って荷造りを済ませてくれていたので、8時過ぎにはチェックアウトできて、地下鉄1本でHeathrowのTerminal 5へ。便利だな~。早速航空券を発券して、荷物を預けようとしたのだけど、まず大きい方のスーツケースが重量オーバー^^; 23kgにおさめないといけないところ、5kg以上超えていた!王子は超過手荷物料金を払えばいいと言うけど、そんなことでもったいない~ 中身をシャッフルすればなんとかなるのではないかとお願いして、スーツケースの中身の入れ替え作業。ほんとにこんなことやることがあるんだねー!初体験!私たちは邪魔にならないところによけてやっていたけど、荷物預けるベルトコンベイヤーの上でやっているツワモノの外国人とかもいて苦笑^^; 旅行中に買い足したボストンバッグの中の軽い洋服などと、スーツケースの中に入れていたつぶれても大丈夫そうな重たいものをシャッフルして再チャレンジ。結果は22.9kg!!!ブラボー!!!続いて小さい方のスーツケースを乗せてみたところ、こちらは22.4kg!こっちもなかなかの重さだった~(笑)ボストンバッグは16kgだったかな。軽い~(笑)というわけでなんとかすべて荷物を預けられて一安心。

 
 

続いて手荷物検査。私は手荷物も自分自身も軽くクリア。王子はなぜか身体検査でひっかかり、人による検査へ。入念に左脚の膝から下を調べられていて、なんだっけ、なんか金属でも入れる手術とかしてたっけ?と不思議になるぐらい。結局大丈夫だったのだけど、ウィリアムの手荷物がスキャン検査でなぜかひっかかってしまって、人による検査を待たなければならなかった。ウィリアムの前の女性の手荷物がぎっしりつまったリュックサックで、液体のものはビニール袋に入れないといけないのだけど、入れてなかったものがたくさん出てきて、検査官のおばさんがひとつひとつ確認している。女性が呆れていると、検査官のおばさんもあなたがちゃんとやってくれないからこっちも大変なのよ、というようなことを言っている。ですよねー、そしてそのおかげで私たちもすごく待たされているんですよ~。やれやれ。

搭乗までの時間は空港内のHarry Potterのお店(今回の旅行で何軒行っただろう(笑))やお土産屋さんを見て回って、最後に色々また買い足しちゃった。今回Keep Calm and Carry Onシリーズのものは買わなかったけど、ピンクの缶のを見つけてかなり迷った末に買わなかった^^;

 

 
帰りの便はCharles-de-GaulleでJALに乗り継ぐので、まずはBritish Airwaysに搭乗。なんと外は雨!!!滞在中はほぼ晴れだったのにね。イギリスで毎日晴れなんてラッキーだったな~。目の前の席にミッキーの耳をつけた陽気なイギリス人の親子連れ5人組がいて、めちゃめちゃ楽しそうで微笑ましかった。パリのディズニーに行くのかな。離陸するとしばらくしてお水とスナックが配られ、約2時間ほどでフランス到着。フランスは晴れていた。

 
 

 

 
飛行機を降りて、えらい遠くまで歩いて、ANAの出発ゲートへ移動。職場の仲良しMちゃんが前にここでの乗り継ぎのときに油断して時間ギリギリまでゲートに向かわず乗り損ねたことがあると聞いていたので、ゲートの近くにたどり着くまでは緊張した(笑)無事搭乗口近くのベンチに座ってしばし待つ間、王子は免税店を物色。まもなく搭乗時間になり、3人がけの席の窓際が王子、私が真ん中、ウィリアムが通路側というフォーメーションで離陸。さようならパリ。

 

 

 



英国旅行7日目~バスとリスを満喫~

何事にも時間がかかるアルバート(夜も朝もシャワーを浴びるし、伸びた前髪をヘアアイロンでセットしたりもする)がここのところ寝不足なので、今日はゆっくり起きて10時頃朝食へ。今日はパンケーキにしてみた。

 

今日はまだ買えていないお土産や、King's CrossにあるHarry Potterグッズのお店に行くことにしたのだけど、ウィリアムの希望で二階建てバスを乗り継いでいくルートを王子が探してくれた(本当は10年前にロンドン観光したときのようなツアー会社のHop-On-Hop-Offのチケットで音声ガイド付きの屋根のない2階建てバスに乗りたかったようだけど、元を取れるほど乗る時間がなさそうだったので断念)。Hyde Parkの前のバス停で降りて次のバスを待っていたところ、今日ならリスを見られるかもしれないとアルバートが提案してくれて、少し待ち時間もあったのでしばしHyde Park内を散歩することになった。一昨日歩いた時は時間が遅すぎてもうリスの活動時間じゃなかったのかなと思ったけど、今日も全然見当たらない。まだ昼なのになー、寒いのかなーなんて思ってどんどん歩いていたら、わんさか出てきた!アルバートが前にきたときは座っていたら膝を登ってきたというぐらい人に慣れているようなので、ウィリアムもなんとか近づけないかと木の枝やなんか餌っぽいものでおびき寄せたところ、見事指の先をちょんと鼻先でつついてもらえたそうだ!念願かなってよかったね~♪

 

 
 
 
 
満足したのでバス停に戻り、バスに乗って目的地のKing's Crossへ。Harry Potterのお店は改修中で、別の場所に臨時の店舗ができていた。ウィリアムが欲しかったのはTime Turnerのネックレスだったようで、ようやく手に入って満足そうだった。

 

 
お腹が空いたので、駅前広場のマーケットとGreggsで昼食を調達し、駅構内のベンチで食べた。アルバートはウィリアムの買い物につきあってあげて買い方のサポートや通訳をやってあげたりして優しいな。チキンが少し辛めだったようで、最後の1個をお兄ちゃんに食べてもらうウィリアム。微笑ましい…

 

 
それから本日の最後の目的地のFortnum & Masonでお土産を購入してから、アルバートが本日でお別れなので、バスに乗って早めにホテルに戻った。

 

たっぷり時間があったので、のんびり荷造りして、最後に少しおしゃべりしてから駅までアルバートを送っていった。ホテルを出るときに受付の日本人女性が写真を撮ってくれた。実は昨夜ぐらいからアルバートとのお別れのときを思ってはウルウル涙ぐんでいた私。駅で後ろ姿を見送りながらもやっぱり寂しくなってしまった。でもこの数日間だけでも頼もしく立派に成長している姿を見せてくれたし、お友達にも恵まれて最高の時間を過ごしていることがわかったので、残り数ヶ月も存分に楽しんでくれることを願うのみ!

 
アルバートとお別れしてから、イギリス最後の晩餐はMarks & Spencerで調達(笑)

 

英国旅行6日目~Wembley Stadiumツアー~

今日も晴れ!どうしたイギリスの天気!(笑)今日はWembley Stadiumに観光に行くので、朝食は早めの7時半から。このホテルでもコンチネンタルのビュッフェと、それ以外にEnglish Breakfast、Egg ToastやPancakeなどからもオーダーできて(ぬいて欲しいものも伝えるとぬいてくれたりと細かく要望を聞いてくれる)、紅茶の種類も多くてコーヒーも色々選べる。朝食が充実していて幸せだな~^^

 

 
朝食後はEarl's Courtから電車を乗り継いでWembley Parkへ移動。駅を出るとStadiumが見えてきて興奮する~。道中もStadiumの歴史や情報が満載で楽しい。

 

 

 
集合場所は正面入り口のBobby Mooreの銅像の足元。荷物検査などを経て入場券のリストバンドを手首につけてもらって入場。まずはツアーの第1部で、参加グループ単位でアプリで動画を視聴しながらスタジアムの歴史に関する展示物を見て回った。

 

 

 

 
それから写真撮影タイム。グループごとに緑のスクリーンの前で写真を撮ってもらって、スタジアムにゆかりのある背景が加工される。5ポンドですべてのデータをDLできるというので払ったけど、そもそもカメラマンの指示がはっきりせず、立つべき位置や取るべきポーズがみんなイマイチだったので残念…。私とアルバート、ウォーカーにかぶってるやん!!

 

 
そしていよいよツアーのメインパート。ロバートデニーロにちょっと似た陽気なおじさんが私たちのツアーガイドで、ツアー仲間は日本人、ドイツ人、アメリカ人、イギリス人など、色々な国の人がいた。観覧席に座ってスタジアムの詳細について説明を聞いたり、プレスルームや選手インタビューの場所を案内してもらったり、実際に選手から提供されたユニフォームが飾られたロッカールームに入ったり、2チームに分かれて選手の気持ちになって入場してみたり。ガイドのおじさんの口調も内容も面白くて、イングランド代表をこよなく愛する私たちにとってはその本拠地を巡る最高のツアーだった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ツアーのあとはKing's Crossまで戻ってきて、またイタリアンでランチ。今回も私はニョッキにした。

 

 
それから念願のPlatform 9 3/4での写真撮影に並んだ。アルバートの経験では今日の列はそれほどひどくはないとのことで、間もなく順番がきて、ウィリアムと私だけそれぞれ撮ってもらった。マフラーの種類は選べるのだけど、やっぱりGryffindorでしょ~。杖も好きなのを選んで、係の人にポーズを指示されて、係の人が1、2、3でマフラーを離した瞬間に写真を撮るという流れ。念願の写真が撮れて満足♪ 

 
そのあとは少しロンドンの街を散策。London BridgeからTower Bridgeを眺めたり、Big Benの写真を撮ったり。それからCovent Gardenでお土産を買ったり、SohoにあるHouse of MinalimaでHarry Potterの世界観を味わったり。

 

 

 

 

 

 

 

 
そして夕飯はアルバートの友達がロンドンで食べるならと勧めてくれたステーキ屋さんFlat Ironへ。本当は昨日行こうと思っていたのだけど、昨日はお昼を食べたのが遅くて夜はステーキを食べるほどの余裕がお腹になかった。今日はいっぱい歩いてお腹もペコペコなので食べられるぞー!!!とはいえ、私はステーキひとつは厳しいかなと思ってハンバーガーにした(笑)オススメだけあって美味しかった!

   

    
帰りは私と子供たちは電車で帰ったけど、王子はしばらく散歩してからバスで帰ってきた。元気だね~。夜、日本から持って行った耳かきでアルバートの耳掃除をしてあげた♪

 


 

 

 

英国旅行5日目~Londonへ~

今日でYorkはさようなら。Londonに移動する電車はお昼頃だけど、10:30までにチェックアウトしなければならないので、朝食は8時半にした。最後はやっぱりEnglish Breakfastだな。手作りヨーグルトがとても美味しかったな~。

 
 
お天気だったので、ホテルから駅までは歩いて行った。ウィリアムが完全復活したのでスーツケースはお任せできてありがたい。温かいのでコートもいらないぐらいだった。アルバートと駅で合流し、ホームに移動して11:54発の電車をのんびり待った。しかし時間になっても私たちが乗ると思われる電車がこない。実はYorkに来た時と同じAzumaに乗るものだと思い込んでいたから、目の前に止まっているこの電車はひとつ前のやつなんだと勘違い。ホームに降りていた添乗員さんにもう出発しちゃいますよ、と言われて慌てて乗り込んだ。危なかった~>< 

 

 

 
2時間ほどでKing's Crossに到着。地下鉄に乗り換えてロンドンでの宿泊先のEarl's Court駅に移動した。ホテルは駅からすぐ近くで、フロントでチェックインしようとしたらなんと日本人スタッフがいた!彼女もワーホリで来ているとのことで、もうすぐ2年になるのでそろそろ日本に帰るとのこと。みんなワーホリ活用して頑張っているんだな~。部屋番号がアルバートの誕生日!

 

 

 

 

荷物を置いてから、すぐに遅いランチを食べに繰り出した。徒歩圏内のイタリアンに入り、軽めに済ませようとピザを頼んだらめちゃめちゃ巨大なのが出てきた^^;パスタにすればよかった~。食べきれない分はお持ち帰りにした。食べているときに王子とウィリアムが私のことをからかって、それに私がマジ切れし、不穏な空気になったときにアルバートが、今のは2人が悪いでしょなんてフォローしてくれて、やっぱりなんだか成長したな~。

 

 
そのあとはHyde Parkまで散歩することになった。ウィリアムは持ってきた杖を手にして時折呪文を唱えながら歩いている。なぜ?(笑)リスがいないかと期待したけど、いたのは白鳥だった。なんとか白鳥と自撮りしようとするウィリアム。誰に見せるの?(笑)ダイアナ妃の記念の噴水を見たかったけど、残念ながら営業時間は終わっていた。

 

 

 

 
ここからもうHarrodsも近いというので足をさらに延ばしてみた。夜のロンドンも綺麗だね~。せっかくなのでもうお土産の買い物を済ませてしまうことにしてじっくり見て回ることに。ショッピング好きなアルバートは一緒に色々見ていたけど、用のないウィリアムは一人で先にホテルに戻ることになった。たくましいね~。スマホがあればなんにも怖くないのね。私は王子とアルバートにもアドバイスしてもらいながら満足できる買い物ができた。帰る前にお手洗いに寄ったけど、掃除が行き届いていなくて、ここのお手洗いが滞在中で一番汚かったかも>< 

 

 
数日前からお土産が入りきらない問題が発生していて、何か鞄を買おうということは話していたのだけど、ホテルまでの帰り道にちょうどスーツケースなどを売っているお土産屋さんを見つけた。ちっちゃく収納できるボストンバッグがあって、大にするか小にするか迷ってまた出直すと言ったら、店員さんが今日買うなら値引きすると言ってくれたので(怪しい笑)小の方を買った。はたしてこれに入りきるだろうか…。入りきらなかったらレシートとバッグを持ってまたお店に行けば大の方に代えてくれると約束してくれたのでまぁいっか。ホテルに戻ると、シャワーを済ませて、ガウンを着てくつろぐ優雅な青年がいた(笑)

 

英国旅行4日目~素敵な仲間~

昨日は疲れたのでゆっくり起床して朝食は8:40からお願いし、今日はサーモンベーグルにしてみた。

 

 
アルバートがホテルまで来てくれて、10時半頃みんなでYorkの街に繰り出した。まずはCity Wallsを歩いてみた。34年も前に王子が大学1年の留学中に過ごしていた中庭を通りかかり、王子が懐かしそうに写真を撮っていた。アルバートが通っている大学は王子が留学していたときはまだカレッジだったそうで、なぜかこの中庭に自由に入れてみんなでのんびり過ごしていたみたいだけど、今は中には入れないみたい。

 

 

 

 

 
それからYork Minsterを見学。アルバートはYorkの大学の学生だから無料で入れるらしい。私達は入場券を買って入ったけど、1年間有効らしいので、今後誰かに使ってもらえるかもしれないから、アルバートに託しておくことにした。York Minsterでは、最近亡きエリザベス2世の銅像が設置されたそうだ。ゆっくり見て回りたかったけど、やっぱりウィリアムがすぐ飽きてしまい、早く行こうとうるさいので急ぎ足で回り、売店で少しお土産を購入した。

 
   

それからアルバートオススメのスコーン屋さんに向かったところ、道中にかわいい石鹸屋さんを見つけたので入ってみた。いい香り~。気に入ったものがあったのでお土産用と自分用に購入し、スコーン屋さんへ。

  

スコーン屋さんは、古いもので14世紀の建物が残るThe Shamblesという通りにあり、幅が狭くて、建物の2階部分が通りに突き出ていて、Harry Potterに出てくるDiagon Alleyのモデルにもなったそうだ。スコーン屋さんに入ると、アルバートから聞いていたとおりワーホリできている日本人女性の店員さんが出迎えてくれて、席に案内してくれた。細い階段を3階までのぼり、可愛らしいインテリアの落ち着く席に座り、それぞれ好きなスコーンと飲み物をオーダー。イギリスで美味しいスコーンとジャムとClotted Creamを食べることができて幸せ~♪ 

 

 

   

 
お腹が満たされた後は、お目当てのHarry Potter専門店の「The Shop That Must Not Be Named」やMarks & Spenserなどを巡ってお土産購入。時折王子が重たい荷物をホテルに持って帰ってくれて助かった。ウィリアムがマックで何か買って食べたいというので、アルバートが教えてあげながら店内のタッチパネルで購入。バッグ持ってあげたり、ウィリアムの代わりにレストランで注文してあげたり、優しいな~^^

 

 

 

そしていよいよアルバートのお友達とのご対面!大学を通り抜けて、少し住宅街を歩き、寮に到着。アルバートFlatの共有スペース(キッチン)は片付いていなくて使えないということで、隣のYくんのキッチンを使わせてもらい、アルバートの友達を紹介してもらった。イギリスは今イースター休暇ということで、旅行や帰省している友達もいたため、今回会えたのは日本人の男の子2人(うち1人はICU生だった!)、女の子1人、イギリス人の女の子2人(うち1人はSurrey出身だった!)。みんなとてもフレンドリーで、優しくて、礼儀正しくて、少しお話したらお暇する予定だったのに、気づけば外は暗くなっていて3時間もおしゃべりしていた!日本人のMちゃんとイギリス人のMが私たちのために手作りのお菓子まで用意してくれていたのも感激!!!かわいいヒヨコちゃんとそれ以上にかわいい2人に癒された~。女の子たちはアルバートの弟であるウィリアムに興味津々のようで、かわいい~と何度も言っていた。日本を出国する際のセキュリティチェックのエピソードを披露するとみんなウケていた(笑)こんな素敵な友達に囲まれて留学生活を過ごしているアルバートは幸せだな~。それをみんなに伝えると、みんなもいつもアルバートにお世話になっていて、アルバートのことをとても友達想いだと言ってくれた。ジーン(涙)残り3ヶ月弱だけどこれまで同様充実した日々を過ごせること間違いなしだね!

 

 

 

 

どこかパブにでも行ってご飯を食べる予定だったけど、けっこう遅くなってしまったし、ウィリアムは夕飯はいらないというので、一度ホテルに戻ってから王子と2人でホテルから一番近くてまだあいていたSparに行って、Meal Deal(対象商品のパン、スナック、ドリンクの3点セットを定額で買えるというもの。お店によって金額は違う。)でパンなどを買って帰った。

 











 

 

英国旅行3日目~念願のサッカー観戦~

今日は15:30キックオフのManchester United vs Liverpool のFAカップ準々決勝を観戦する予定なので、朝はゆっくり8時から朝食。このホテルもコンチネンタルとcooked mealを両方いただけて、前夜9時までに何を食べたいか紙に書いてオーダーするシステム。私はアボカドのトースト、ウィリアムはワッフル、王子はEnglish Breakfastにした。このホテルは、バスルームの石鹸、部屋においてあるお菓子、朝食のヨーグルトやジャムなど、オーナーご夫婦による手作りのものが多い。とても美味しくて大満足。

 

 
 
10:17のYork発Manchester Victoria行きの電車に乗るため10時頃駅に到着。アルバートも少し遅れて到着し、4人で電車に乗って出発!向かい合わせの4人かけに座れたので快適♪ Manchester Victoriaからは路面電車に乗って移動。ホームに行くのにも線路の上を横断していく感じでなんだか不思議!

 

キックオフまではまだ時間があるので、Manchester Cityの本拠地、Etihad Stadiumに立ち寄った。試合を観戦できるわけではないけどワクワクする。Stadium Shopが開いていたのでのぞいてみた。ウィリアムがユニフォームを欲しがり、せっかくだから買おうかということになったのだけど、希望のDe Bryneの在庫がなく、その場でプリントしてもらうことに。レプリカとオーセンティックを試着させてもって着比べてみたけど、なんだか本物の方はタイトフィットですぐやぶれちゃいそうだったので、レプリカの方にした。そのほうが安いしね。プリント代と合わせて100ポンド超え。この旅行で一番高い買い物になりそうだわ^^;3階のPrint Labに持ち込んで待つこと20分。あまり余裕がなくなってしまったけど、なんとか間に合ってManCのスタジアムを後にした。

 

 

 

 

  
再びTramに乗っていよいよOld Traffordへ。最寄りの駅からもだいぶ歩くのだけど、浮足立ったサポーターやマフラーなどのグッズを販売する人たちで大賑わいな道のり。私たちの気分も高揚してきて、まずは夢の劇場前で写真撮影。

 

 
それから混雑するショップに少し並んでから入って、王子とウィリアムはマフラーを、私はニット帽を買って入場した(アルバートは前に来た時に既に買ったそうなので今回は買わず)。実はチケット業者からは決してアウェイチームの色のものを身に着けるな、アウェイチームを応援しているとみなされたら退場になると、くどいぐらいに注意喚起されていて、スタジアムに入るまでの丁寧な案内や、ちゃんと入れたかどうかのこまめな確認メールも送られてきていて、やっぱりイギリスのサポーターは厳しいのね~とビビっていたところ。ところでOld Traffordに持ち込めるバッグのサイズは極小のA5で、荷物チェックも厳しいため、バッグは持たずに必要なものはすべてコートのポケットに入れていて、王子だけが小さいバッグを持っていた。午前中に買ったウィリアムのManCのユニは、もしそのバッグに入れておいて万が一荷物検査などでポロリしてしまったら水色は目立ちすぎる。ManCは今日の対戦相手ではないけど、ManUのライバルチームのユニなので、ウィリアムはトレーナーの下に着て隠していたのだけど、ときおり襟元から水色がのぞくので、ひやひやものだった。でもマフラーをゲットしたのでこれでバッチリ隠せて一安心!

 
入場ゲートは無人で機械にチケットをスキャンすればよかったので、なんの問題もなく入れた。そして席がなんと前から2列目!!!ピッチが近いのなんの!まもなく選手がアップのために出てきて、目の前に遠藤、サラー、ヴァンダイクが!!!でも今日はManU側の席なので、間違ってもLiverpoolを応援しているそぶりを見せてはいけない。周辺には私たちのような旅行者もいれば、熱狂的なManUサポーターもゴロゴロいて、試合が始まると右側の数メートル離れたLiverpoolの応援席にむかってざまーみろと煽ったり、得点したら罵ったりと、子供か(笑)!昨今の状況からして、当然Liverpoolが勝つのかと思いきや、ManU先制⇒同点⇒逆転⇒再び同点のまさかのシーソーゲームな展開に。2-2のまま90分で決着がつかず延長戦となり、前半でリードされたときにはもうだめかと思ったのに、後半で追いつき、ロスタイムにまさかの逆転。ManUの劇的勝利を夢の劇場で見届けたサポーターたちはもちろんのこと、私達にとってもたまらない試合内容だった!大枚はたいて観ることにして本当によかった!王子よ、ありがと~!!!

 

 

 

 

 

 
観戦後、スタジアムを出たらすごい数の警察官が出動していた。きっと暴動を警戒しているのかな。どこかで食事をしてから帰りの電車に乗ろうと思っていたのに、延長してしまったのでそんな時間はなくなってしまった。それどころか、大混雑の中Tramの駅まで歩いてみたけどホームには人があふれかえっていていったい何本見送れば乗れるのだろうか。アルバートの経験から、もうこれはタクシーに乗ったほうが早いということになったけど、タクシーもつかまらないので、呼ぶことに。王子とアルバートでなんとか手配してくれて、無事タクシーに乗ってManchester Victoriaまで行くことができた(道路も渋滞していたのでひやひやしたけど)。

 
朝ご飯以降何も食べていなかったので、Greggsで夕飯を買ってから予約していた19:44発の電車に乗車できた。早めに乗車できたので、向かい合わせの席は取れなかったけど、前後の席で4人まとまって座れてホッとしたのもつかの間。車内にはサポーターたちもたくさん乗り合わせていて、歌ったり騒いだりまー賑やかだった。まぁ私たちも興奮していたし、それは全然問題なかったんだが、、、ふと気づいたらなんかびしょ濡れになっていた。はーーーー???なんじゃこりゃ。何してくれてんねん!と怒り心頭で立ち上がって振り返ったら、真っ赤な顔をして怒っている青年が。どうやら私たちの真後ろに座っていたManUサポーターのおじさんと、Liverpoolサポーターの青年との間で口喧嘩が勃発し、我慢ならなくなった青年の方がおじさんに何かを投げつけて、それが私達にもふりかかったようだ。最初はビールなのかと思って、シミになったらどうしてくれんの??と、どうにも納得がいかなかったけど、どうやら水だったよう。ならまぁ乾けばいっか~と、冷静で大人なエライ私。こんなアホな連中のけんかに巻き込まれて一日が台無しになったらつまらないしね。王子もかなり濡れて、なんか一言いわないと気が済まない感じもしたけど、子供たちもいるし、これだけで済んだんだしってことで穏便に済ませてくれた。そのあともサポーターたちの喧嘩は続き、関係のない人が彼らを戒めたり(私に謝れと言ってくれた人もいたなー)、さらに煽ってくる輩も出てきたり、鉄道スタッフが登場して青年に降りるか車両をうつるかの二択を迫って、その間電車がずーっと止まって動かなかったり、まー色々あったけど、なんとか無事Yorkに戻ってくることができた。これがイギリスのフーリガンか。こんなのに巻き込まれるから父はサッカーの母国に6年間も生活しながらも、私達にサッカーに触れさせなかったのかもしれないなー(苦笑)

 

ちょっと遅くなっちゃったけど無事ホテルまで歩いて帰宅して一安心。今夜から部屋を3人部屋に移動。3人一緒なのはいいのだけど、シャワー&トイレがひとつしかないので、順番に入らないとならないし、ウィリアムのお腹は薬のおかげでだいぶ落ち着いたみたいだけど、なんせもともとトイレが長いので時間がかかるったら^^;長い盛りだくさんな一日だった。

 
 

英国旅行2日目~Surrey経由でYorkへ~

割とぐっすり眠れて7時に起床して8時から朝ご飯。シリアル、フルーツ、ヨーグルトなどのコンチネンタルなビュッフェと、Full English Breakfastも食べられて盛りだくさん。このマッシュルームと焼きトマトが大好きなんだよね~。アルバートはサーモン、ウィリアムはパンケーキをオーダーしていた。

 
 
 
 
イギリスらしからぬ快晴の下チェックアウトして、レンタカーを返すためにHeathrowにむけて出発。アルバートスマホを繋いで音楽を聴きながら楽しいドライブ。途中、観戦するはずだったBrightonの本拠地AMEX Stadiumを通過!せっかくなので写真だけでも撮ろうと、わざわざUターンしてくれた王子。さらには昨日急に私が昔住んでいた家や学校に行きたいな~なんて言ったために、頑張って寄り道もしてくれた。見覚えのある街並みを通りながらじんわり涙が込み上げてきた。家は桜の木が枯れてしまったようで、ガレージの色は確か水色だった気がするけど、あとは昔のままのような。学校の方は4歳~18歳の女子校ではなく、2歳~11歳の共学校になっていた!建物はそのままだったけど、ラクロスをやっていた広い芝のグラウンドはだいぶ縮小され、遊具が設置されていて、残りは駐車場になっていた。少し変わっっていたけど、懐かしすぎる…。

 

 

 
 

返却予定時刻を少し過ぎてしまったけど、無事レンタカー屋さんに到着。何の問題もなく返却できたけど、実は燃料タンクがEmptyを通り過ぎてもはや何も表示されないところまできていたと後から王子が教えてくれた!給油しないで返却してよいプランで借りていたので特に問題はないのだけど、下手したらどこかでプスプスなんていって車が動かなくなっていた可能性も!!そんな危ない橋を渡ってまで私の願いをかなえてくれたのね。。。ありがとう♪

ここでまたしばらくウィリアムがお手洗いにこもってしまって待ち時間。なかなかお腹の調子がよくならなくてかわいそう。なんとか出てこれたので、バスに乗ってHeathrowの第4ターミナルに移動して、そこから地下鉄でKing's Crossへ。イギリスの電車はクレジットカードをかざせば乗れるなんてびっくり。ウィリアムは電車の狭さとシートの汚さに驚愕していた^^;何も言わなくてもスーツケースを運んでくれるアルバート♪ 1時間ほどでKing's Crossに到着し、そこからYorkまでは新幹線のようなその名もAzumaに乗って移動するのだけど、少しだけ時間があったので、昼食とウィリアムの腹痛のための薬を調達した。最初にWaitroseに入って、腹痛用の薬があるか尋ねてみて、どんな症状か聞かれたので便がゆるいと説明したら、Bootsがあるからそこに行ってみてと親切に案内してくれた。Bootsでも同じ説明をしたら、薬剤師が出てきて、なんとか下痢用の薬を買うことができた。効き目があるといいのだけど…

 
 
AzumaはPlatform 3から発車だったけど、Platform 9 3/4の近くも通ったのでちょっとワクワクした(笑)今日は時間がなくて無理だけど、滞在中に写真撮影ができますように!新幹線の中でウィリアムに薬を飲ませたところ、ひたすら寝ていた。出発直後にArsenalの本拠地のEmirates Stadiumが現れて大興奮!三笘だけならず、冨安のホームスタジアムも観ることができるなんて嬉しい~!

 

 
 
 
17時半頃York駅に到着!なんだかとても雰囲気のある素敵な駅だな~。ここでアルバートはいったん寮に戻るということで小雨の中歩いて帰っていき、私たちは荷物も多いしウィリアムの具合がよくないので、タクシーでホテルまで移動した。乗車中、明日の朝の配車予約ができないか王子がドライバーに聞いてくれたところ、今日は夜まで働くので朝は無理だけど、ここに電話して予約できるよ、と会社の名刺をくれたのでよかった!Yorkのホテルも予定変更で、本当は明日から2泊のところを王子が交渉して1日前の今日から3泊にしてくれたMonk Bridge。明日からは1部屋だけど、今日は2部屋に別れての宿泊になったので、具合の悪いウィリアムと私が同じ部屋に寝ることになった。

 

 

 

 

  
荷ほどきなどをして落ち着いてから、ウィリアムは夕飯もいらないとのことなのでホテルに残して、王子とアルバートと3人で、アルバートのオススメのPubで夕飯を食べることになった。St. Patrick's Dayの影響で店内は賑やかで満席で、こりゃ無理かなと諦めて出口にむかったら、1つ空いているテーブルを見つけた!王子はFish & Chipsを、私はScampiを、アルバートはパスタをオーダー。早速イギリスらしい料理を食べることができたし、アルバートともゆっくり近況など話が聞けてとても楽しい夜だった♪