北京へ

miwa3852007-07-06

今日から職場の事務所旅行。行く先は始めて訪れる国、中国。5時過ぎに起床し6時に家を車で出発。1時間ちょっとで成田空港に到着してしまった。一番乗りで待ち合わせ場所に着き、ツアー会社の方から説明を受け、航空券をもらって早速チェックイン。スーツケースを預けて身軽になってから、入国書類など必要書類の記入も済ませていざ展望デッキへ。しばらく飛行機を眺めた後コンビニのおにぎりで軽く朝食を済ませ、空港内を散策。搭乗開始時刻になったのでゲートに向かい、子連れということで優先搭乗させてもらい、成田10:35発NH905便にて北京へ向けて飛び立った(実際は30分程遅れた)。
飛行機の中では3人がけの席に王子と私でウィリアムとアルバートをはさんで座った。すぐ隣に席がないので多少は迷惑をかけずに済む。ホッ。早速ドリンクがサーブされ、アルバートにはチャイルドミール、ウィリアムにはベビーミールが運ばれてきた。二人とももりもり食べ、ウィリアムは食べ終わると同時に寝た。ラッキー。直後に運ばれてきた機内食をおかげで私もゆっくり食べることができた。1時間ほどで起きてしまったけど、もらったおもちゃで遊んでくれていたので私も映画『どろろ』を鑑賞。でも時間切れとなってしまい、最後まで観られず。う〜この後の展開が気になる〜。
飛行機から降りた途端、ものすごい熱気。北京はやっぱり暑いねぇ。入国審査を受け荷物を回収してバスに乗り込む。好き勝手に走る車をすり抜けて1時間もかからずに宿泊先の北京飯店に到着。このホテルは日本の帝国ホテルに当たるのだろうか。とても大きくて立派だ。ツインの部屋も4人家族には十分な広さ。荷物をおいて早速街に繰り出した。今日は自由行動。といっても既に16時。とりあえずホテルから一番近い『王府井大街』を歩いてみた。北京の銀座とも言われ、大きなデパートがあったり、有名なファーストフード店もある。しばらく進んだところで『小吃街』発見。早速入ってみるとすぐに売り子が声をかけてきた。ちょっとでも商品に目を留めるとすかさず手に取らせ似たような商品をどんどん出してくる。子供には「パンダ、かわい〜」とひたすらパンダ攻撃。声をかけるだけではあきたらず、腕をつかむ。振りほどくと子供の手をつかむ。アルバートもウィリアムも金縛り状態。そのうちアルバートがパンダのマトリョーシカを欲しがったので値段を聞いてみたところ、なんと85元。それでは買えないと帰ろうとすると値段はどんどん下がり、最終的には15元になった。こういうところで買い物するときは言い値で買ってはダメ。値引き交渉は当たり前、言い値の3割にはなると聞いていたけど本当にそうだった。なんか楽し〜ぞ〜。みるみる気分が盛り上がってきた。さらに2点ほど買い物をしてから小吃街を抜け、今度は食べ物の屋台が立ち並ぶ東華門美食坊夜市を歩いた。お腹がすいてきたので食べたいけど衛生的に大丈夫か?大丈夫な気もするけどここでお腹を壊したらこの先の旅行が台無し。水を3元で買っただけであとはぐっとこらえて歩き続けた。目指していたのは『北海公園』。でも疲れたよぉ。このペースで歩いていたら観光する時間がなくなってしまうので、安心だと聞いていたツートンカラーのタクシーをつかまえて乗り込んだ。
10分ぐらいで『北海公園』に到着。大人1人10元の入場料を払って入り、1時間ほど散歩した。ここは「千年以上の歴史を持つ現存最古の王宮庭園」、半分以上を人口の湖が占めている。王子は白塔に登りたかったようだが残念ながらもう閉まっていた。いよいよお腹がすいたので18時半頃北海公園を出てタクシーを捕まえ、ガイドブックに載っていた229種類の餃子を揃える北京料理のお店『天津百餃園』へ向かった。入ろうとしたらちょうど入所1年目の後輩達が食事を終えて出てくるところで、安くて美味しかったとのことだったので安心して入ることができた。日本語はもちろんのこと、あまり英語も通じなかったけどなんとか餃子3種類、卵チャーハン、スティームド・ダック(北京ダックはやってないそうだ)を注文したところ、チャーハンはべちゃっとしていていまいちだったけどそれ以外はとても美味しかった。でも4人には量が多すぎたので、お持ち帰りさせてもらった。ちゃんと紙パックが用意されているところを見ると、お持ち帰りはよくやられていることのようだ。
20時半頃お店を出て地下鉄に乗って帰ろうとしたけど駅が見つからずに断念。なんとかタクシーを捕まえたけど、道が混んでいて時間がかかってしまった。21時頃ホテルに着き、急いで子供達とシャワーに入り、22時頃寝かしつけた。結構疲れていたけど共倒れしないで済み、明日の準備などをしてから24時頃就寝。初中国、子連れでの初海外旅行でいろいろと不安材料はあったけど、初日はなかなかいいスタートを切ることができたぞ♪
写真は『小吃街』の入り口にて。未知の国、中国。自分では絶対に行こうと思わないだろうからこの機会に行ってみるか…という理由だけで参加を決めたけど、いざ来てみると俄然楽しくなってきた。