大学のサークルの後輩で、その後職場の後輩となった友人の結婚式に出席するため母校の大学へ行った。春には桜がとても綺麗なキャンパスなのだが今年は去年より開花が遅いようで残念ながら結婚式には間に合わなかった。そのかわり梅がまだまだとても綺麗だった。少し早めについたのでゆっくり眺めることができた。
本日の新郎・新婦は共に米国住まいなので、日本の新婦の母校で結婚式を行うのは、いろいろ大変だったのではないかと思う。実際、準備が直前まで終わらず、昨日のデパート閉店時間まで結婚式に必要なものを買い揃えていたと言う。でもとても清々しく、幸せ一杯の結婚式だった。母校での結婚式には何度も参列しているし、自分の結婚式もここで挙げた。今まで参列させて頂いた結婚式はどれもとても素敵だったが、やはりここでの式が一番落ち着く。そりゃそうか、勝手知ったるだからか。唯一の難点は、都心からかなり離れているので、遠方からいらして頂く方にはご足労をおかけすることだ。こればっかりはどうしようもない。でもきっとこのキャンパスの素晴らしさを目の当たりにすれば許してもらえるだろう。と、私は勝手に思っている。
色んな結婚式に参列させてもらうと毎回「ほー、こんなアイディアもあったのね」と感心する。私は割りと早く結婚したのであまり色んな結婚式を体験する前に自分のを迎えた。自分なりにあれこれ考えてやったのだがもう一度できるなら色々と変えたいことがいくつかある。でももう一度やりたいとは決して思わない。最高に幸せでとても楽しかったが、とにかく疲れた。一日笑顔を振りまいていたので顔が痛くて痛くてその夜は死にそうだった。こんなことは後にも先にもあの１回きり。別に無理に笑っていたわけではなく、たくさんの人に祝福されて自然に笑顔になっていただけなんだけどね。ま、とにかく１回で十分なのだ。
