指輪少年

miwa3852008-03-29

大学の後輩S.Kくん&Y.Iちゃんの結婚式に家族揃ってお招きいただいた。アルバートはなんと光栄にもリングボーイをおおせつかったので10時半のリハーサルに間に合うように代官山のレストランに到着。王子が車をとめに行っている間にリハーサルに参加した。この日のために数日前からクッションをリングピローに、ヒーローフィギュアをリングに見立てて(ええ、まったく参考にならないものを使っていますが、子供達は楽しそうでした…)、舌を出さずに前を向いてまっすぐ歩く練習を積み重ねたおかげで本番も粗相なく無事終了。リハーサルでは当然一緒にやりたがったウィリアムも、本番では私の元を離れることができなかったので、アルバートだけで大役を果たすことができた。ホッ。晴天の中、背の高い新郎はゴールドのフロックコート、かわいらしい新婦はオフホワイトの可憐なドレスで登場。身長差があるので、新郎を見上げる新婦の表情がなんともかわいくてうっとりしてしまった♪
レストランの中庭にて執り行われた人前式の後は、レストラン内に移動して披露宴。席次表を見るとなんと王子は新郎のすぐ隣。そしてその隣にアルバート、ウィリアム、私と続いている。仲人でも証人でもないのにこんな席初めてだぞ!テーブルの配置も変わっていて、おもしろいな〜と思っていると最初の新郎の挨拶で、今日は参列された方々に食事を楽しんでいただきたいというのがお二人の一番の願いで、会場も、料理が一番美味しかったためにここに決めたとのこと。特に余興は用意しておらず、主賓の挨拶なども、その場でお願いした4名の方にテーブルスピーチとしてやっていただいていた。おかげでこちらも美味しいお料理をゆっくりと堪能できた。子供達にも特別メニューを用意していただき、二人とも幸せそうに食べていた。ときに子供達は席次表に「新郎友人ご子息」ではなく、「新郎友人」として載せていただいていた。これは新郎がこだわってくれたとのことで、子供達のことをそれほど大切に思っていてくれている証だな〜ととても感動した。ネームカードには一人一人に宛てた新郎新婦からのメッセージがあり、私のところには「ややこしい夫の操り方を、嫁に教えてあげてください」とあった。あ〜、操縦しきれてないのでお役に立てるかどうか…。私が教えてもらいたいぐらいだよ(笑)。
最後の新郎のお父様のスピーチはとても感動的だったらしい(あとで王子から聞いた)。ウィリアムがうるさくしたので退席せざるを得なくて聞けなかったのが非常に残念だった。それにしても新郎新婦のご両親ははんて美男美女なのでしょう。最後のお出迎えのところで見惚れてしまった。新郎新婦からは私達だけでなく、子供達にまで引出物をいただいた。きれいなシルバーの紙袋を手渡してもらって二人とも誇らしげだった。お心遣い、ありがとうございました!