父の十七回忌

今日は父の十七回忌の法要があるので8時に家を出て、実家近くのお寺へ向かった。法要を執り行ってくれた住職の方は父の故郷である北海道で父と同級生だった方の弟さん。父の七回忌とジョーの四十九日、父の十三回忌、そして祖母の葬儀のときもお経をあげてくれた方。今日もお経の前に父がどれだけ優秀だったかなど思い出話をしてくださり、父のことを知らないアル&ウィルなど孫たちにもおじいちゃんのことが少しわかってもらえたかな。お経が始まり、父の遺影を見ながら寂しい気持ちが込み上げてきて涙が出てきた。
でもそんな感傷に浸っていられたのもほんのわずかな時間だった。予め住職からは一緒にお経を唱えましょうと、一人ずつお経の冊子が配られていた。まずは住職のお経を聞き、声をかけられるまでは私たちは唱えない。今日の住職のお経はいつもとは違ってなんだかとってもビブラートがきいていて、これは子供は笑ってしまうかもな…でも大人な私は笑いませんよ。でもどうやらそこで既に左側後方に座っていたエイミー夫妻の肩が揺れ始めていたそうだ。その前に座っていたMeちゃんはそれを見てこらえられず、笑ってしまったようだけど鼻をすすってごまかしている。こりゃー笑っているなとわかったけど、ぐっと我慢我慢。そして住職の声かけでみんなも一緒にお経を唱え始めた。右側最前列のHちゃんも明らかに笑っている。状況はなかなか厳しくなってきた。お経に集中するぞ!と頑張っていたのに、途中から後ろに座っているアルバートと隣の王子ががわざと住職の真似をする。もう限界。なんど噴き出してしまったことか。お経が終わるまでもうずっとそんな感じ。笑ってはいけないと思えば思うほど止まらない。いいのかこんな捧腹絶倒な十七回忌で?!辛かった。本当に辛かった…@@
法要のあとは、近くのイタリアンのファミレスでお食事。コスパのいいセットメニューをいただきながら、先ほどの大爆笑法要をみんなで振り返った。どうやらほぼ全員同じ気持ちだったようでホッとした。不謹慎と思っていたけど笑いをこらえていたのは私だけではなかったのね^^;きっと父が笑顔溢れる明るい法要にしてくれたのねってことで。
 
お墓詣りをしてから実家へ。そこでも何度も法要の話になっては思い出し笑い。しばらくこれで笑えそうだわ(笑)